特集

取材日:2010.12.11

第2回 おやこでレシピ

参加いただいたご家族
  • えみちゃん(5年生)
  • お父さん&お母さん
今回の食材
クルマエビ
クルマエビ

昔から「姿のイセエビ、味のクルマエビ」と言われ、食用エビの高級品として広く知られいます。エビの旨味成分であるグリシンというアミノ酸を豊富に含み、このグリシンは質の良い睡眠とすっきりとした目覚めを提供し、日中の疲労感が軽減されると言われています。

新鮮な旬の食材をつかって、親子で楽しくクッキング!
山口シェフが小学生でもお手伝いできる簡単レシピを紹介します。  市場に行って食材のいろんなお話にもびっくり!
さあ、親子で一緒に作って、一緒に食べよう!!

食材を買いにいこう!

クルマエビの養殖場が牧港にあると聞いて、養殖場の見学も兼ねて行ってきました。ここは「浦添宜野湾漁業共同組合」、58号線からすぐ近くにこんなに広いえびの養殖場があるなんてびっくりです。説明してくれたのは組合の城間さん。沖縄はクルマエビの生産が日本一なのだそうです。なんとここだけで200万匹もいるとか。

出荷作業場も見学させて貰ったのですが、中に入るとヒンヤリ~。えびの鮮度を保つために部屋ごと冷房しているそうです。水槽につかっているカゴを上げてもらうと、活きの良いえびがどっさり! 普段なかなか見られない光景に、お父さんと一緒に興味津々です。元気に動いているえびを少し触らせてもらうえみちゃん。クルマエビ全体が半透明に輝いていてとてもキレイ。このままこちらで活きえびを購入しました。

調理開始!

一品目クルマエビと島野菜のパスタ

レシピ詳細

今回は親子3人で協力してパスタを作ります。
えみちゃんは、普段からお料理の下ごしらえを手伝ってくれるとうおかあさんのお話。なかなか心強いです。

まず野菜を切ります。普段見慣れない黄色い島にんじんはえみちゃんの担当。ピーラーで皮をむいて乱切りにします。玉ねぎは千切り、これはちょっと難しいのでお母さんが担当しました。お父さんもにんにくを切るのを手伝ってくれました。

次はえびの下ごしらえ。跳ねないように氷水につけてから背わたを抜いてきます。山口シェフがお手本をみせてくれて、丁寧に作業していきます。初めての作業だけどえみちゃんなかなか上手です。クルマエビの殻をとるのも全員で。氷水がつめたいけど頑張ります。
いよいよフライパンで島野菜を炒めます。野菜がどっさり入ったフライパンをえみちゃんも頑張って炒めています。

そろそろ出来上がりが近くなってきました。パスタを茹で始めるのも忘れずに!

野菜を炒め終わったらパスタ投入!最後の味付けはお父さんが担当します。塩、味加減はどうかな?

ボリュームたっぷり、海の幸と山の幸いっぱいのパスタができあがりました!

できあがり~!

クルマエビがとってもおいしくて、プリプリでした。自分の家で作る材料じゃない物がいっぱい入っていてびっくりしました。次、自分も作ってみたいです。お父さんの味付けもばっちりでした。ゴーヤーがしゃりしゃりしていておいしかったです。

山口慎一シェフ
今回の講師/山口慎一シェフ <東京都出身>
ホテルを振り出しに、フレンチをメインとした洋食全般の修行を積む。
料理と菓子を県内でも一流の呼び声が高いシェフに師事。本人は出来の悪い弟子と謙遜しているが、その腕前はなかなかのもの。オリーブオイルや魚介を主に使う南仏やイタリア料理を得意としている。