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一日体験学習紹介|沖縄県の水産物消費拡大事業 お魚レシピ伝道師

一日体験学習紹介

お魚レシピ伝道師」北部地区一日体験学習紹介

北部地区体験学習は本部にある栽培漁業センターで行いました!!

今回はセンター内の養殖場の見学です。

朝はまさかの大雨でしたが...

見学をする時間になると雨はほとんどあがって、外も回ることができました!!

栽培漁業センター主任研究員の岩井 憲司さん

今回講師を務めていただいたのは同センター主任研究員の岩井 憲司さんです!!

始めにセンターについてご説明頂きました。

始めにセンターについてご説明頂きました。

見学の始めはこちら!!

水槽がズラッと並んでいますが...

中身はなんでしょう??

水槽の中身はシャコ貝!!

水槽の中身はシャコ貝!!

鮮やかな色をしているシャコ貝がいっぱいいます。

シャコ貝は光合成で育つ珍しい貝で、餌をあげる必要はないのだそうです。エコですねー!

でもシャコ貝自体が光合成をしているのではなく、青色のところに「共生藻」と呼ばれる植物が住んでいます。彼らが光合成をし、そのエネルギーをシャコ貝がもらっているのです。と説明して頂きました。「ほほぉー!」と受講生の皆さんも勉強になった様子。

シャコ貝が食べられるようになる大きさになるまで、少なくとも4~5年!!

8cm以下のシャコ貝は獲ってはいけないと、県からのルールがあるのです。

これはシャコ貝が卵を産めるようになる大きさです。

8cm以下のシャコ貝を獲ってしまうと卵を産む親がいないので、数が減ってしまいます。

乱獲で減ってきているシャコ貝、みんなで守っていかなければいけません

ミーバイの生簀

続いて、ミーバイの生簀

岩井さんの姿が見えるとミーバイ達が寄ってきました!

まるで公園にいる鯉のようです!!餌をくれる人の事を分かっているんですね。

餌をもらえないと分かると一斉に散って行きました...笑

お次はその後ろにある階段を登り...

ナンノクロロプシスという植物プランクトン

その中は!?緑の液体!? 正体はナンノクロロプシスという植物プランクトンです!!

何に使うのかというと、養殖する魚の餌の餌との事。

餌の餌!?

どういう事かと言うと、魚を育てるには動物プランクトンが必要。

その動物プランクトンを育てるためには植物プランクトンが必要なんです。

こんな苦労があったとは。魚を育てるためには餌の餌まで育てなければいけない...

動物プランクトンのワムシ

そしてこちらが、動物プランクトンのワムシ。

ちなみにこの水槽「栄養強化水槽」という名前でここで栄養たっぷりに育ったワムシを魚に与えるのです。

魚が養殖されている建物です。可愛い稚魚が見れました。

魚が養殖されている建物

とーっても大きいミーバイが水面まで上がってきました。

写真じゃ伝わりにくいですがすごい迫力でした!!

とーっても大きいミーバイが水面まで上がってきました。

続いてウニの養殖施設

残念ながら今はその時期じゃないらしく育っている姿は見ることが出来ませんでした。

ウニの養殖施設

そして!海の中の生簀にも特別に案内してもらいました

いかだを渡って行くと・・・

いるいる!!魚がたくさーん!!琉球スギや真鯛、ミーバイがたくさんいました。

転ばないように気を付けてくださいねー!!

海の中の生簀にも特別に案内してもらいました。

修了証授与式

最後は部屋へ戻り、修了証授与式です。

最後はみんなで集合写真

みんなで集合写真!

北部地区体験学習紹介は以上になります。みなさまお疲れ様でした!

お魚レシピ伝道師」中部地区一日体験学習紹介

「お魚レシピ伝道師」養成の為の体験学習が中部地区「北中城熱田漁港」にて開催されました!

中部地区はアーサの漁場見学と、アーサを使った天ぷらの試食会です。

今回の講師は、佐敷中城漁業協同組合 北中城支所 支所長の田仲康信さんです。

田仲さんがアーサを育てている漁場に実際に行き、説明を伺いました。

アーサ

漁場に入る

漁場に着いた瞬間、わーっと感動の声が。

ここ何回も来ているけど、こんな場所があるなんて知らなかったよ。」など漁場に降りる前から受講生のみなさんの声が聞こえていました!

ワクワクしながら漁場に足を踏み入れ、田仲さんのお話を伺います。

今回の体験学習のポイントはコチラ

  • アーサの植え付けから収穫までの流れを知る
  • 育てる段階で工夫していること
  • 弊害となっていること
  • 収穫量や加工場見学
  • アーサを活かしたレシピについてなどです。

漁場

アーサの植え付けから収穫までの流れについて知らなかったことばかりで、みなさん真剣に、頷きながらもメモをとっていました。

種付け

家庭に親しみがある食材だからこそ、初めて知ったことも踏まえて、疑問もたくさん出ており、様々な質問が飛び交っておりました。

工場

漁場の見学が終わって後は、加工場の見学です。

収穫から加工、手元に届くまでの流れや衛生面について説明が行われました。

-20℃の冷凍庫に鮮度を保つために必要な大きな冷蔵庫。

異物を残さず取り除くための作業テーブル。

工場設備

衛生面にはとても気を遣っており、説明を受けるほど安心できるものでした。

様々な取り組みは、そのどれもが私たちの食卓に届くまでに安心、安全を保つ努力がなされていました。

アーサを使用したレシピ「アーサの天ぷら」も試食しました!

工場設備

有り難みを分かって後なのも加わり、「更に美味しいー!」と笑い声がたくさん。分量を聞かれる方も多くいらっしゃいました!

アンケートでは

アーサの生産状況、商品化されるまでの行程を知り、これまでアーサを高値だと思っていた認識が変わりました。

実際に生産地まで行き、実務者から直に栽培の苦労話を聞けて良かった。もっとアーサを食生活に取り入れたい。

などなど、今までより更に感謝の気持ちが高まっているのが感じられました。

知ることでこれまでと違った方向で考えることに繋がったり、伝えたいという意欲が湧いてくるのだと感じました!

中部地区「中城熱田漁港」にての体験学習レポートは以上です♪お疲れ様です!

ご協力いただいた田仲さん、熱田漁港のみなさまありがとうございました。

お魚レシピ伝道師」那覇地区一日体験学習紹介

「お魚レシピ伝道師」養成の為の体験学習が那覇地区は「今回の講師は泊いゆまち広報部部長でもある、有限会社カネヤマ水産代表の當山清伸さんです。

集合

いゆまち内

挨拶が終わると、みんなで並び當山さんの説明を聞きながら市場内を回っていきます

市場内見学

今回の体験学習のポイントはコチラ

  • 鮮度の良い魚の選び方
  • 鮮度を長持ちさせる方法
  • 魚屋の選び方
  • 市場や水産関係者が行っている取り組み
  • マグロ解体の様子、旬、食べる部位などです。

當山さんの話しももちろん、市場の中を説明を受けながら回れるのは中々出来ない体験!ということもあり、みなさん真剣にメモをとっていました。

マグロ解体

泊いゆまちでは、マグロの解体の様子も見ることができます。

今回は解体の時間に合わせたこともあり、初めて見る解体の様子に受講生のみなさん見入っておられました。

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このような資料も分かりやすく、見えやすい位置に貼られており、見学出来るだけでなく、回るだけで勉強にもなります!

見学の様子

今後広めていくために、活用できたらな。と写真を撮る受講生も。

講師と受講生の距離が近く、説明を受けながら周ったこともあり様々な質問が飛び交っていました。

マグロの内臓も食べられることに驚いている声も聞こえてきました。

見学の様子2

ひと通り見学が終わると少しの自由時間。

今日の夕飯にと魚を買う方もいれば、新鮮な魚をその場で味わっている方々も。

習ったばかりの知識を活用しながら選んでいたり、「美味しい~」と笑顔も溢れていました!

アンケートでは

鮮魚を売っている魚屋さんを回って、もっと勉強して美味しく魚を食べたいなと思いました。

マグロについて色々学ぶことが出来ました!」「実際に解体しているところや、新鮮な魚を食べれて良かった。セリも見てみたい。

などなど、初めて体験しワクワクしたことやもっと勉強したい意欲がとても伝わってきました!是非色んな場所に足を運び、もっと水産物に触れていただけると嬉しいです!

那覇地区「泊いゆまち」にての体験学習レポートは以上です♪

ご協力いただいた當山さん、泊いゆまちのみなさまありがとうございました。

お魚レシピ伝道師」南部地区一日体験学習紹介

今回は糸満の喜屋武で南部地区の体験学習を開催しました。

シャコ貝の植え付け体験です!

心配していた雨も上がり、太陽が出てきたので安心です。

まずは漁港にてお魚スタッフから、注意事項などの説明をしました!

赤嶺さん

今回は沖縄県水産課の赤嶺さんにもいらっしゃってもらい、挨拶して頂きました。

休日にも関わらずありがとうございます。

漁港から植え付けする浜まで移動して、シャコ貝の生態や植え付け方法について説明します。シャコ貝の植え付けは、サンゴの岩にドリルで穴を開け、その穴に生後約1年のシャコ貝(約1cm)入れます。大きくなったら狭くなっちゃうんじゃないのー!?と心配になりますが、シャコ貝から酸を出して少しずつ岩を溶かしていくので、成長しても体にピッタリサイズの穴に入っていることができます。

サンゴの岩

では、早速サンゴの岩へ行きましょう!!足元には気を付けてくださいねー!

到着!!この日は大潮に合わせたので大分奥のほうまで行くことができました。

何と!講師の方が海からやって来ました!!

小堀端さん

漁師の小堀端さんです!海人!!

早速体験学習を開始していきまーす。

始めに流れを説明していきます!

1.ドリルで開けた岩を水で綺麗にします。(事前に小堀端さんが穴を開けてくれていました。)

2.穴にシャコ貝を入れていきます。

3.植え付けしたシャコ貝が波にさらわれないようにネットを張ります。

4.ネットがはずれないよう固定します。

ネットを貼り終えると、完成!!シャコ貝が穴にしっかりとつくまではこのままの状態にしておきます。

実際の写真も公開!

作業風景

さて!!ここからシャコ貝の試食です。

まずお尻の方にある隙間からナイフを入れ、貝柱を切り離します。

するとパカッと貝を開けることができるので、肝の部分を切り離して出来上がり。

綺麗に開きました!!みなさんお上手です。

味付けは海水!海水で洗ってそのまま美味しく頂きました!

試食

そして、小堀端さんがとっっても大きなシャコ貝を持ってきてくれました!!

何とこの大きさになるまで10年以上かかるのだそうです。

10年

話しの中で、たくさんの苦労や工夫しているお話しを聞くことができました。

再び漁港に戻り、修了証授与式をして今回は終了です。

アンケートでは

シャコ貝が10年程で食卓にのぼる大きさになることに大感激です。漁協関係者の方々の苦労を噛み締めていただきました。これから沖縄県民がもっと魚類に関心を持って食べれるようになればいいですね。本日はありがとうございました。

今までシャコ貝を購入したことはなかったのですが、前回の勉強会含め今回のことで食卓に魚介類を並べる回数が増えてきました。また新しい友人もできとても楽しい機会を作っていただきありがとうございました。

など、みなさんの意識が変わっているのが伝わってきました。

参加して頂きました受講生の皆さん、講師の皆さんお疲れ様でした!!

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