特集

VIVA! ハルサー ハルサーは畑で働く人の方言名です。

楽しく元気な沖縄の農家さんをたずねて巡るVIVA!!ハルサー皆さんに代わっていろんな話をあれこれ聞いちゃいます。

今回のハルサーさん紹介 離島6

小林丙次さん   千恵子さんご夫妻
小林丙次さん 千恵子さんご夫妻
基本情報
名前 小林丙次さん
千恵子さんご夫妻
場所 石垣市
作物 マンゴー
農家歴 20年

今回は石垣島でマンゴー農家を営んでいらっしゃる小林さんの畑へお邪魔しました。
小林さん農業に対する、また食に対するこだわりや想いを伺いました。

ふっくら育つマンゴー! 作業中の小林さん 袋のなかでじっくりと待つ

ハルサーさんにインタビュー!

元々は本土でサラリーマン!

小林さんは、もともと本土でサラリーマンをしていらっしゃったそうです。退職してから農業を経験する機会があり、そこから農業をめざすようになったとの事。農業を始めた当初は、パパイヤやパッションフルーツなど作り始め、現在ではマンゴーを生産しています。
とにかく食べるものを作りたかったという小林さん。もともとは、お米や野菜を作りたかったと仰っていました。
将来の農業を見据えた小林さんの考えに、私自身もっと食について考えていかなくはいけないと強く感じました。

ハルサーへのきっかけは農業体験
袋の中で落ちたら収穫

消費者の立場が分かる為、色合いや傷などの出荷基準をより厳しくしているそうです。
小林さんのマンゴーは、木でこれ以上持てない最後の最後まで熟成させるそうです。つまり、白い袋の中でマンゴーが自然に落ちてから出荷という形を取っているという事ですね。
自然がおいしさを知らせてくれると言ったところでしょうか。これは、直売だからこそ出来るシステムですよね。
お客様は、一番美味しい時に届き、すぐに食べられるんですね。これって、すっごく幸せなことだと思います。

香り豊かな完熟マンゴー
味の決め手は強い香り

美味しいマンゴーの見分け方をお伺いしたところ、香りが強ければ強いほどおいしいとの事。
小林さんは箱に詰めて出荷するときも、一つ一つ香りを確認してるそうです。香りが強ければ強いほど甘さも増すのだそうです。
取材中にマンゴーを袋から出していただいたのですが、それだけで、ふわっと香りが届いてきました。取材が夕方と言う事もあり、そんな、美味しいにおいをかいでしまった私。お腹の虫がなりっぱなしでした、、、。

そんな小林さん。現在、新しいプランも練っているところだとか。常に、先を見据えていらっしゃる小林さん。我々、取材班も気が引き締まる思いがしました。

一つ一つにこだわりを持っている

取材日:2011.08.17