美味しいゴーヤを購入するには歴史を勉強しよう
おいしいゴーヤーの見分け方。
●旬は6~8月
●全体的に張りがあり、実がひきしまった緑の濃いものを選ぶ(カロチン豊富)
●イボイボは細かく、ゴツゴツしているものを選ぶ(新鮮)
【生まれ故郷】
1.和名「ニガウリ」は、ウリ科に属し、苦みがあることに由来しており、昔から夏場の健康野菜として重宝されてきました。
原産地は、東インド、インドネシア、ボルネオなどの熱帯アジア。明の時代に東南アジアから中国に伝わり、沖縄には江戸時代に渡来したと言われています。 |
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【品種改良】
2.昭和61年から沖縄県農業試験場でゴーヤーの品種改良が開始され、品質がよく、高収量で耐久性に優れている品種育成を目指しました。この中で生まれたのが「むるぶし(群星)」と「しおかぜ(汐風)」という2種類のゴーヤーです。
3.「むるぶし」は、6月から8月の夏場を中心に栽培されるため、夏場に多く市場に出回る。
「しおかぜ」は、寒さに強く、真冬でもハウス栽培などで収穫されるため、一年中食べることができる。 |
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【ゴーヤーの栄養】
4.ゴーヤーと言えば、その豊富なビタミンCで有名。しかも、通常加熱をすると壊れてしまうビタミンCが、ゴーヤーは熱に大変強いため、炒めてもビタミンCが壊れないで、そのまま体に吸収されます。
5.ゴーヤーに多く含まれるビタミンCは、皮膚の老化予防、風邪の予防、血液中のコレステロール値を下げ、鉄分の吸収を助けます。
また、ゴーヤーの苦みは、モモルデシンと呼ばれ、食欲増進の効果があり、沖縄の厳しい夏を、夏バテ知らずで乗り切る特効薬です。
【豆知識】
おいしいゴーヤーの見分け方。
●旬は6~8月
●全体的に張りがあり、実がひきしまった緑の濃いものを選ぶ(カロチン豊富)
●イボイボは細かく、ゴツゴツしているものを選ぶ(新鮮) |
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こちらの方は沖縄県農林水産部営農支援課より情報提供をいただきました。