ブーム・共働きが後押し、育児「週3以上」食事・洗濯参加
幼い子どもがいる夫の育児、家事への参加頻度が高まっていることが、ベネッセ次世代育成研究所(東京)の調査で分かった。
研究所は「男性が子育てに積極的に\関わる『イク メン』ブームや共働き家庭の増加が、夫の参加を後押ししている」と分析している。
調査は2011年11月、妊娠期から2歳までの第1子がいる夫婦を対象に郵送で実施。
4737人の男女から回答を得て06年の前回調査と比較した。
夫の育児参加の頻度を「週3回以上」「週に1~2回」「ほとんどしない」に分けて5年間の変化を見ると、
「子どもがぐずったときに落ち着かせる」では週3回以上参加が47%と15ポイント増え、
ほとんど参加しない人は6ポイント減って16%に。
「寝かしつけ」(週3回以上)も8ポイント増の31%、「おむつ替え・トイレ」(同)が7ポイント増の58%だった。
夫が家事を手伝う傾向も強まり、週に最低1回は食事の用意・片付けに参加する夫が59%で、前回より6ポイント増えた。
同様に掃除は45%で8ポイント増、洗濯も36%と9ポイント増。
出産に立ち会った夫は63%で、7ポイント増加した。
平成24年12月26日 沖縄タイムス
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農家と育てた米一生懸命稲刈り 羽地小5年
【名護】私立羽地小学校(伊礼正二校長)の5年生55人はこのほど、同校近くで仲尾繁さん(56)が所有する田んぼで稲刈り体験した。
児童が8月18日に、約660平方メートルの田んぼに「ひとめぼれ」の品種を植え、成長を観察しながら育ててきた。
北部地区営農振興センターの親川健二さん、具志堅善彦さん、玉里正志さんらが収穫の手順などを指導。
親川さんは2度の台風で塩害を受け、収穫量は例年の半分になったと説明した。
国吉琉平君、玉城帆南さんは「自分たちで植えた稲の収穫はうれしい。農家の人たちは厳しい自然と闘いながら働いていることを知った」。
一緒に参加した保護者の岸本陽向さん(41)、宮城結衣さん(42)も「子どもと一緒に貴重な体験ができた。主食の米のありがたさを実感した」と話した。
平成24年12月28日 沖縄タイムス
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やまいも勝負 農家41人参加 山田・山城さん1位
【うるま】第14回全沖縄やまいも勝負inうるま(主催・同実行委員会)が16日、市石川庁舎横の運動場で開かれた。
市内を中心に沖縄市、北中城村から生産者41人が日ごろ丹精を込めて育てた「やまいも」を出品、出来栄えを競った。
1株にできる赤、白芋の重量で競われ市赤野の山田正さんが赤部門265.4キロ、白部門で市江洲の山城守さんが122.15キロで1位になった。
今年出品された芋の総重量は2998.8キロだった。
山田さんは「今年は台風が多く例年より肥培管理に工夫が必要だった。昨年より重量は減ったが来年も1位を目指す」と話した。
訪れた市内外の多くのやまいも生産者と愛好者が赤、白の巨芋もしみじみと眺め、栽培方法について熱心に質問し、手ごろな大きさの芋を買い求めていた。
平成24年12月28日 沖縄タイムス
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